パナソニックの据え置き型食洗機…色々種類はあるけど、どれを選べばいいのかな?
色んな機能があるけど…その分価格は高くなっちゃうし、本当に必要なのかな?
我が家はパナソニックの据え置き型食洗機 NP-TA4を購入しました。
NP-TA4はレギュラータイプのベーシック機能のシンプルモデル(レギュラータイプの中で一番価格が安く、機能が少ないモデル)です。
今回は、パナソニックの食洗機が複数ある中でなぜNP-TA4を選んだのか、実際使ってみてどうなのか?を紹介したいと思います。
今回の記事はこんな方にオススメです。
- 据え置き型の食洗機の購入を検討している方。
- パナソニックの食洗機、どの機能が本当に必要なのか悩んでいる方。
- パナソニックの食洗機を実際に使った感想を知りたい方。
パナソニックの食洗機は3タイプ〜容量と大きさの違い
まずは、パナソニックの食洗機にどんなタイプがあるか見ていきましょう!
パナソニックの食洗機は、容量(一度に洗える食器の数)と大きさ(設置スペース)の違いで3種類に分けられます。
※スリムタイプにはタンク式もありますが、今回は分岐水栓タイプのみ比較します。
それぞれの容量は大きさをまとめると下記の通りです。
レギュラータイプ | スリムタイプ (分岐水栓タイプ) | プチ食洗機 | |
---|---|---|---|
食器点数 | 40点(約5人分) | 24点(約4人分) | 18点(約3人分) |
本体サイズ(幅✖️奥行き) | 約55cm×約35cm | 約55cm×約29cm | 約47cm×約30cm |
設置に必要なスペース | 壁から 58.4cm以上必要 | 壁から 36.7cm以上必要 | 壁から 60.3cm以上必要 |
Panasonic HP | レギュラータイプ | スリムタイプ | プチ食洗機 |
本体サイズの違いをイメージしやすように、図にしてみました。
やはりプチ食洗機が省スペースで置けることがわかります。
食洗機を設置する場合、置くスペースに加えて、扉を開けるためのスペースが必要です。
基本的にはシンク近くに設置することになるので、食洗機を開けた状態で蛇口にぶつからないか確認する必要があります。
各タイプの食洗機で、扉を開けるために必要なスペースもイメージ図にしてみました。
意外にもプチ食洗機が一番スペースが必要なことがわかります。
スリムタイプは他のタイプと異なり、ドアを上に持ち上げながら開閉するのでドアのために確保すべきスペースは狭くなっています。
家族が3人以上なら、レギュラータイプがオススメ!
パナソニック据え置き型食洗機の容量と設置スペースの違いを確認しました。
では、どのタイプを選ぶべきでしょうか?
価格の違いはあるのですが、個人的には3人以上の家族ならレギュラータイプがオススメです!
- 設置スペースにそこまで大きな違いはない。
- 調理器具を洗うことを考えたら、容量が大きいほうがいい。
- 容量が大きければ、まとめ洗いも可能。
スリムタイプは21年11月に発売されたばかりの新機種です。
キッチンのスペースが本当にない場合はこの機種が唯一の候補になるかもしれません。
もし、レギュラータイプを置けるスペースがあるのであれば、絶対的にレギュラータイプがオススメです。
食洗機でなるべく家事の手間を減らしたいのであれば、容量が大きいほうが便利です。
「大は小を兼ねる」です。
食洗機では食器だけではなく、調理器具※も洗えます。
※食洗機非対応のもの以外
鍋やフライパン、ボウルなど。
調理器具は食器以上に場所を取るので、容量が大きな食洗機のほうが圧倒的に楽になります。
また、調理器具は洗わない場合でも、容量が大きければ食器を2食分・3食分まとめて洗うことも可能です。
まとめて洗えば、その分手間も減るし、電気代・水道代の節約にもなるね!
ご参考までに、我が家の食洗機ではどんなものをどれくらい洗っているのかを紹介します。
我が家がNP-TA4を選んだ理由
前章では、容量が大きいレギュラータイプをお勧めしましたが、レギュラータイプの食洗機は3種類あります。
その3種類の中ではどの機種がいいのでしょうか?
我が家では、レギュラータイプで一番安価なNP-TA4を購入しました!
他の機種は便利そうな機能がたくさんあるよ?
昨日はたくさんあった方がいいんじゃないかなぁ?
我が家はNP-TA4の機能で大満足!
他の機種にどんな機能がついているか説明するね♪
レギュラータイプの食洗機の主な機能について、各機種ごとに搭載あり・なしの比較表を⏬に作成しました。
機能一覧 | NP-TZ300 | NP-TH4 | NP-TA4 |
---|---|---|---|
ストリーム除菌洗浄 | あり | あり | あり |
80度すすぎ | あり | あり | なし |
低温ソフトコース | あり | あり | なし |
ナノイーX送風 | あり | なし | なし |
AIエコナビ | あり | あり | なし |
自動ドアオープン | あり | なし | なし |
予約機能 | あり | あり | あり |
価格(21年12月現在) ※工事費用・分岐水栓は別途 | 約100,000円 | 約80,000円 〜約85,000円 | 約70,000円 〜約75,000円 |
Panasonic HP | NP-TZ300 | NP-TH4 | NP-TA4 |
それぞれの機能がどんな機能か簡単に説明します!
ストリーム除菌洗浄
洗うと同時に食器の除菌ができる機能です。
50度以上の高圧水流を使って、洗浄工程でしっかり除菌してくれます。
80℃すすぎ
洗い上がりや乾燥効果を高めたいときに使用するコースです。
すすぎの最後を加熱すすぎ(約80 ℃)にして仕上がりをさらに良くします。
低温ソフトコース
耐熱温度60 ℃以上のプラスチック製食器も洗えるコースです。
熱に弱い食器も洗って除菌できます。
ナノイーX送風
庫内のニオイを抑制、除菌する機能です。
例えば、食器をまとめ洗いする場合。
朝、食洗機内に入れて、夕食後まで食器を洗わずに置いておく場合、食器のニオイを抑制してくれます。
また、洗浄後しばらく食洗機内に食器を置いておく場合に使用できる除菌機能(8時間後で菌の減少率99%以上)があります。
AIエコナビ
水温や室温に合わせてAIエコナビ運転を実施します。
給水温度をチェックして、洗浄工程での水温を調整し、室温をチェックして乾燥工程でのヒーターの加熱時間を調整します。
自動ドアオープン
センサー部分を軽くタッチすると自動でドアがオープンします。
手が濡れている時、手が塞がっているときに便利です。
予約機能
選択した運転内容を、4時間後にスタートする機能です。
(予約時間は4時間後のみしか選択できません)
NP-TA4は機能が少ないけど、後悔していない?
せっかく便利そうな機能が色々あるのに、機能が少なくて後悔していない?
我が家では機能の少ないNP-TA4を選択しましたが、全く後悔していません。
それぞれの機能について我が家では、どう考えているかご紹介します。
低温ソフトコースは迷ったけれど、結局使わない。
我が家では冷凍ご飯や食品の保存に100均のプラスチックタッパーを使っていたので、あると便利かなぁと思っていた機能です。
結局、100均のタッパーは軽く、洗浄中に食洗機内で動いてしまうため食洗機に入れるのは難しかったなと感じています。
また、この機会に食品の保存は食洗機で使えるタッパーや陶器の保存容器に移行したのでプラスチックタッパーを洗う機会は無くなってしまいました。
今後、お弁当箱が必要になった際も、「食洗機対応」のものを買う予定なので、結局は不要の機能でした。
ナノイーX送風 普通に使用してニオイは気にならない。
ニオイ抑制や除菌と言われると、とても気になってしまいますが…。
今まで約1年間使用して、食洗機庫内の匂いが気になったことはありません。
(基本的に予洗いで食べかすは大方落としてから入れているかもしれません)
あれば、便利な機能なんだろうけれど、特になくて困ったことはないかなぁというのが感想です。
80℃すすぎ ストリーム除菌洗浄で十分では?
仕上がりを良くしたい時に使う80℃すすぎ。
当初からあまり必要性は感じていませんでしたが、結局「あればよかったなぁ」と感じたことは一度もありません。
豚や牛の脂が溶け出すのは、40〜50℃。
ストリーム除菌洗浄は50℃以上で洗浄するので、油汚れも十分スッキリ。
手洗いだと何度か洗わなければいけないような油汚れも、通常コースで綺麗になります。
見た目:上位2機種は窓付き。色も2種類。
店頭やネットでそれぞれの外観をみていると…。
窓付きの方がかっこいいなぁ。
NP-TA4は白だけなんだよなぁ…。
と見た目についても葛藤していました。
結局、見た目については妥協し、NP-TA4にしました。
妥協はしましたが、実際に置いてみると特に違和感もなく後悔はしていません。
まとめ〜NP-TA4、全く後悔していません。むしろ大満足。
ここまで説明した通り、NP-TA4の機能で「ケチらずに上位機種にすればよかった」とは全く感じていません。
「こんなに便利なのに…。もっと早く購入すればよかった!」という後悔はありますが…。
元々は手洗いだったので、そこから比べると格段に満足度はアップしています。
NP-TA4の機能で食洗機としては、十分満足できるので、あとはどの機能が欲しいかは好みの問題かなと思います。
食洗機をこれから購入される方へのアドバイスをするとしたら、この2点です。
- 大は小を兼ねる!
置けるスペースがあるなら、容量が大きなものを。 - 各機能は個人のお好みで選択を!
どの食洗機を選んでも手洗いより綺麗に、そして楽になります。
今回は実際に食洗機を1年間使って感じたことをまとめてみました。
これから食洗機を選ぶ方、購入しようと考えている方の参考になれば嬉しいです。