喉元過ぎれば熱さを忘れる〜のとじま水族館で改めて能登半島地震を思い出す

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今年の夏休み、帰省中にのとじま水族館に行ってきました。
のとじま水族館は小さい頃に何度か行ったことのある水族館です。

息子は水族館は好きだけど、まだ連れて行ったことがないなと思い、今回行ってみることにしました。

©のとじま水族館

のとじま水族館は能登半島に位置する石川県七尾市の能登島という島にある水族館です。

能登半島の水族館ですので、昨年1月の能登半島地震では最大震度6強を観測し、大きな被害がありました。
それでも昨年7月に一部営業を再開し、今年の3月に全面営業再開となっていました。

地震の影響で飼育していたジンベイザメ2頭が亡くなったことは私もニュースで知っていましたが、新たにジンベイザメを迎えていたことを知ったことも今回行ってみようと思ったきっかけでもあります。
(息子はジンベイザメが好き。今回も大きなジンベイザメのぬいぐるみを母に買ってもらっていました)

地震当日は実家にいたこともあり、私も震度5強の揺れに遭いました。
しばらく余震も続いていましたし、地震の翌日には水道から水が出なくなりました。

その当時は恐怖と危機感から、帰宅後すぐに災害対策をしなくては!と思い、防災グッズを揃えて、非常食も準備しました

一通りの対策を終え、あとは定期的に見直しをしようと考えていましたが…。
そこから約1年半経った今、ズボラな性格も相まって特に見直しは行われず、用意した状態のままになっています。

私の中では能登半島地震は当時感じた感情も一緒に過去のものになってしまっていましたが、今回のとじま水族館に行って地震のこと、当時の被害のことを改めて思い出しました。

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能登半島地震の影響は今…。

地震から約半年後、昨年の夏に帰省した際は、私の実家の近くも屋根にブルーシートが貼られ、瓦の修理を終えていない家は何軒も見られました。

あれほどの地震だから、元通りになるまではやっぱり時間がかかるなと感じたことを覚えています。

ただ、今回帰省した際(地震から約1年半後)、ブルーシートは特に見られませんでした。
古い家がなくなり更地になっているところは何箇所かありましたが、元々過疎が進み空き家も多くなっていますので、地震の影響かどうかは不明です。

とはいえ、私の実家の周辺は震度5強の揺れではありましたが、震源地近くほどの影響はなく、地震から1年半も経てば、元通りの日常を送っているという感じでした。

しかし、今回のとじま水族館に向かう途中、屋根にブルーシートが貼られた家が何軒もありましたし、仮設住宅もありました。

仮設住宅は多くの人が住んでいるという雰囲気ではありませんでしたが、まだまだ仮設住宅住まいの人もいるんだと改めて知ることになりました。

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のとじま水族館の被害

のとじま水族館の本館には被災した時の展示が色々とありました。

地震発生直後は、断水と停電で飼育環境が悪化し、多くの生き物が亡くなったそうです。

イルカなど一部の生き物たちは他県の水族館に預けられていたこと、断水の影響で海水を使っていたが満足に生き物のお世話ができず大変だったこと。

応援メッセージやそれに対する飼育員の方たちの感謝の言葉なども展示されており、私の中で忘れていた能登半島地震の記憶が色々と戻ってきました。

被災当時は、私も結構恐怖と危機感を感じていました。
それなのに、1年半も経つとほとんど忘れてしまっています。

喉元すぎれば熱さを忘れるというのは本当ですね。

人間はどんどん忘れていくように作られていて、ずっと覚えているのは到底無理なんでしょう。

なので、こうやって時々思い出して、今できることをやらないといけないなと、のとじま水族館を訪れて感じました。

ちなみに、水族館自体はとても楽しんだ

ちなみに水族館自体はというと、すごく楽しかったです。

ジンベイザメ好きの息子は水槽に張り付いて、ジンベイザメを見ていましたし、ペンギンのお散歩は可愛かったし、2匹重なってお昼寝しているカワウソも見ることができました。

後ろの鯛は震災後、近畿大学から贈られた養殖鯛だそうです。

イルカ・アシカショーも楽しかったです。
決して空いていたわけでもないですが、座席数が多いのか何十分も前から場所取りをせずとも座ってみることができたのはよかったです。
(しながわ水族館や鴨川シーワールドでは前のショーが終わったら、すぐ場所取りしなきゃ!という感じでしたが、こちらはショーの10分前でも問題なく座れました)

©のとじま水族館

旅館 加賀屋が有名な和倉温泉も近いですし、石川県を旅行する機会があればぜひオススメです。


能登島には他にも観光スポットが色々ありますよ。興味あればぜひ。
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