女性が総合職として働き続けるために…家庭との両立のために必要なことは?

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総合職としてずっと働きたいけど…結婚して育児しながらでも続けられるかな?

女性が働き続けるために、必要な条件ってあるのかな?

総合職での就職を考えたとき、結婚しても、子育てしながらでも総合職として働き続けられるか?不安に感じる方は多いのではないでしょうか。

私は10年以上総合職として働くワーキングマザーですが、入社当時はまだ先のことと結婚や出産については気にもかけていませんでした。

年齢が上がるにつれて、「今のまま仕事をしながらだと結婚できないかも」「結婚できても、仕事と子育てって両立できるの」と不安が募っていきました。

結果として、今は2歳の男の子を育てながら、総合職として働き続けています。

現在、私が仕事と家庭を何とか両立できているのは周りに恵まれているということもありますが、私自身が欲張りでわがままであることが大きいのではと感じています。

今回は現役ワーキングマザーが総合職として働き続けるために、必要だなと実感していることを実体験に基づいてお伝えしたいと思います。

筆者プロフィール
  • 2歳男子を育てる30代ワーキングマザー
  • 新卒で入社した総合商社で総合職歴10年以上

今回の記事はこんな方にオススメです。

  • 女性が働き続けるためには、何が必要か知りたい方
  • 結婚・出産を経ても働き続けたいと考えている方
  • 総合職として働くために気持ちを整理したい方

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ワーキングマザーが働き続けるために必要なこと

総合職に限らず、ワーキングマザーが働き続けるためには自分1人の努力や気持ちだけでは到底やっていけません。

私は会社・家族・本人の3者のバランスがとれて初めて、女性は働き続けることができると感じています。

1.会社

女性が働き続けるためには、どんな会社なのか?はとても大きな要素です。

その中でも次の3点が大きく影響します。

  1. 制度の有無
  2. 上司の理解と協力
  3. 同僚の理解と協力

会社の制度の有無

働く時間を調整できるフレックス制度
通常よりも短時間での勤務とする時短勤務制度
在宅での勤務が可能になる在宅勤務制度

など、女性が家庭と仕事を両立させるために便利な制度は多いです。

私個人としては、特に在宅勤務制度に助けられています。
子どもが体調を崩し保育園を休む場合、子どもの面倒を家で見ながら急ぎの仕事だけでも進めることができるのはとてもありがたいです。

子どもの面倒を見ながらの在宅勤務は正直普段の5割以下のパフォーマンスですが、休んでしまうと同僚の負担になってしまったり、急な休みで引き継ぎがうまくいかず業務が滞ってしまったりということを最小限にできます。
(その分勤務時間外で業務の調整は必要になりますが…)

このように会社の制度は、女性が働き続けることを大いに助けてくれます。

結婚しても、出産しても働き続けたいと考えている就活生は、ぜひ会社の制度有無と合わせて、制度の実績も確認してください。

「時短勤務制度自体はあるけど、結局残業で時短になっていない」
「フレックス制度はあるけど、9時ー18時の定時は会社にいないと欠勤扱いになる」

など、せっかくの制度も使われていないと、自分自身が使いたい!と思っても利用するのは難しいかもしれません。

制度があるんだから、それを使いこなす第一人者になる!というのも1つの手かもしれませんが笑

周囲に理解され、広がっている制度の方が気兼ねなく利用できると思いますので、できる範囲で制度の利用実績を確認されることがオススメです。

上司の理解と協力

働く環境を考えたとき、上司の理解や協力があるかで働きやすさは全く異なってきます。

家族の用事で急なお休みが必要になったとき、

「仕事のことは心配しないで」と言ってくれ、業務をうまく配分してくれる上司が最高ですよね。

でも、女性にとって働きやすい会社でも、家庭との両立にあまり理解のない上司もいるでしょうし、そもそも相性がよくない上司もいるでしょう。

正直、どんな上司に当たるかは運です。

ただ、どんな上司にあたっても、自分の現状・優先順位・今後のキャリアプランについて上司に伝える努力は必要になってきます。

上司との関係は運任せなところもありますが、働きやすくなるように自分から積極的に働きかけていくことは忘れてはいけないと思います。

同僚の理解と協力

上司の理解・協力と同じように大きな影響を与えるのが、同僚の理解と協力です。

職場の働きやすさは、職場の人間関係が大きなカギですが、
普段の働きやコミュニケーションによって同僚の理解や協力を得やすくなることが多いです。
(どうしても相入れない人も一定数いるのは確かですが…)

普段から雑用を積極的に引き受ける
困っている人がいたら助ける
業務の進捗をこまめに共有する

など。周りの人が働きやすいように行動することが、自分の働きやすさにつながります。

2.家族

結婚後、出産後も女性が仕事を続けていくためには、家族の理解や協力は欠かせません。

まだまだ暗黙の了解で、子どもがいるなら女性が仕事をセーブして子どもを優先する、と考えている家庭も多いかもしれません。

夫婦2人とも女性が仕事をセーブすることで納得しているのであれば問題ありませんが、女性が「いつも私ばっかり」「もっと仕事がしたい」と考えているのであれば問題です。

夫婦でしっかり話し合いをすることが必要です。

妻の負担を減らすために、夫がもっと家事育児を主体的に行う。
夫も仕事が忙しいので、積極的に外注サービスを利用していく。

本当は結婚前に今後のライフプランについてお互いが理解できていればベストですが、気持ちや状況は常に変化するので都度、夫婦でお互いの希望をすり合わせしていくことが現実的だと思います。

「もっと仕事をしたい」「家事育児をしっかり分担したい」と思っていて、夫の話し合いを重ねているのに理解してもらえないときは…極端な話、離婚も視野に入れてもいいのでは?と個人的には思います。総合職であれば金銭的なハードルも低いのではないでしょうか。

3.本人

仕事を続けていくにあたって、結局一番大切なのは自分の気持ちです。

今は体力的にも精神的にもきついけど、このまま仕事を続けたい。
仕事もしたいけど、子どもが最優先。
バリバリ仕事を続けるために、外注サービスもフル活用する。
他人に任せてまで、仕事を優先したいとは思わない。

仕事と家庭・育児のベストなバランスは、人それぞれです。

とはいえ、今は子どもが最優先と思っていても、思った通りに仕事ができないことに思い悩んでしまうかもしれません。
会社や家族の協力が思ったように得られず、悩んでしまうこともあるかもしれません。

けれど、自分の中で軸となる考え方があるのとないのでは、日々うまくいかないことが続いたときの乗り越え方が違います。

次の章で自分の気持ちをどのように整理するかを考えてみたいと思います。

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自分の気持ちを整理するために考えたいこと

独身時代は深く考えることなく、自分の中の優先順位を自分で決めることができました。

でも、家族ができると、特に子どもがいると、自分の優先順位を自分の気持ちや判断だけで決められなくなってしまいます。

ましてや仕事も育児も家庭も全てフルコミットするのは現実的に不可能です。

自分ですべてを決められない中でも、自分が納得した優先順位なのか・不満がある優先順位なのかで日々のモチベーションがまったく変わってきます。

自分が納得して自分で決めたと思えるにはどうしたらいいかを考えてみましょう。

今後のキャリアプランを考える

まず、優先順位を考えるにあたって、大事なのことは「まずは自分の希望を一番に考える」ことです。

今後の仕事の取り組み方として、どう考えているのか?

  • 子どもがいても、独身時代と同じようにバリバリ働きたい
  • 仕事をセーブして、子どもとの時間を第一に考えたい
  • 子どもが小さいうちは子ども優先にしたいけど、その後はまたバリバリ働きたい
  • 独身時代は総合職で働いていたけど、子どもができたら一般職に職種転換したい

私は個人的には子どもが小さいうちは仕事をセーブしてもいい。もしそれを会社が認めてくれないなら一般職になってもいい(ただし、数年後に総合職に戻れる前提で)と考えていました。

現実は、周囲の理解もあり、総合職のままフルタイム(基本は残業なし)で働いています。

突発の出張や残業ができないことに心苦しさを感じたり、もっと仕事をしたい!と思うこともありますが、現状は理想の働き方ができていると感じています。

どこまで頼れるのか考える

自分のキャリアプランの希望をベースに、現実的にどこまで周囲に頼れるかを考える必要があります。

単純に仕事にかける時間が長くなれば、その分家事や育児は家族や外部の業者等に頼ることになります。

夫が家事育児を中心に担当する
子どもの体調不良等イレギュラー時は親を頼る
近くに頼れる人がいないので、ベビーシッターを定期契約する

など、家庭によって選択肢は様々です。

比較的給料の高い総合職であれば金銭的な面からも選択肢は増えます
夫の給料が下がっても(もしくは夫が仕事を辞めても)、妻の給料だけで生活していくこともできるし、ベビーシッターや家事代行など、外注する場合の費用も負担しやすい。

頼れるものには徹底的に頼るべきです

自分の気持ちが楽になる選択肢を探してみましょう。

自分の結論は後悔しない

結局、仕事と家庭・育児のバランスに正解はありません。

なぜなら、全く同じ状況や同じ考え方の人はいないからです。

「あの人みたいになりたい」「あんな働き方が理想だな」と思っていても、それが自分に当てはめられるとは限りません。

だからこそ、

自分はこうしたい!

に正直であっていいと思います。

そのために会社の制度を最大限利用する。家族や同僚に協力してもらう。外注サービスを活用する。ことに後ろめたさを感じる必要は全くありません。

自分で納得して決めたことに自信を持てるのが最高ですよね。

いつでも優先順位は変えられる

とはいえ、状況は常に変わるし、それに伴って自分の気持ちも変わりますよね。

仕事での出世が大事だったけど、やっぱり子どもとの今の時間を大事にしたい。
家庭第一だったけど、将来のことを考えると仕事のウエイトをもっと増やしたい。

そんな時は自分の働き方・考え方を変えても問題はありません

そのためには周りの人に、自分の考え方が変わったことを説明し、理解・協力してもらえるような努力は必要です。

でも、最初に決めたことをこの先10年も20年も変わらず貫く必要はありません。

自分の軸を持つことは大切ですが、それに固執する必要はまったくないのです。

私も今後、どんなことがあるかわかりません。

今は仕事の優先順位を落とすことに納得していますが、今後仕事の優先順位を上げるために今の仕事も手を抜かず取り組んでいます。

夫が転勤で単身赴任になるかもしれない。
仕事で大きな仕事に挑戦する機会があるかもしれない。

そんな時は自分がどうしたいか考えて、会社や家族と話し合いながら自分が納得できるように働き続けたいと考えています。

まとめ 〜やりたいようにやるのが働き続けるコツ

女性が働き続けるのが難しい理由の1つに「ロールモデルがいないから」がよく挙げられます。

でも、会社の状況・家族の状況が全く同じ人なんていないので、誰かを参考にする。誰かの真似をするというのは現実的ではありません。

会社の制度が充実しているので、家族の協力は最小限で何とかなる。
急に仕事を休むことに会社の理解がないので、イレギュラー対応は実家を頼っている。
夫に家事育児を主に担当してもらい、仕事のペースを落とさない。
仕事をセーブして、子どもを最優先に。でも仕事は絶対にやめない。

会社・家族・本人の気持ちの3つのバランスの取り方は人それぞれです。

だからこそ、誰かと比べることに意味はありません

自分がどうありたいか。それをどう周りに伝えていくか。

ある意味、わがままに生きる。

これが女性が総合職として働き続けるためのコツではないかと感じています。
総合職として働き続けることは、精神的にも体力的にもしんどいと感じることは多いかもしれません。

でも、その環境で頑張っている分、精神面でも金銭面でも選択肢は多いと個人的には感じています。

だからこそ、わがままに生きることができるのではないかと思います。
まずは自分がやりたいことを第一に考えてみませんか?

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