5年ほど前から、米国ETFのVYMをコツコツと積立投資をしています。
昨年からはNISAの成長投資枠を使って、投資をしています。
私はタイミングを見計らって、お得なタイミングで購入することもできませんし、
そこまで手間をかけるのも面倒と思ってしまうので、自動積立の設定をしています。
住信SBIネット銀行でドルを購入して、SBI証券に資金を移動して、VYMを毎月10日に定額で購入するまでのすべての工程を自動で行えるように設定しています。
積立金額については、定期的に見直しているのですが、先日金額を変更しようと思ったところ、
自動積立ならではやらかしをやっていることに気がつきました。
処理自体は自動でされるとはいえ、やはり定期的な確認は必要だなと思った出来事です。
SBI証券での米国ETF自動積立設定

わたしは毎月、VYMを自動積立するために次の処理が自動で行えるように設定しています。
すべてを手作業で毎月行うとなると、結構面倒なほど手順が多いです。
以前は、ドルの移動(住信SBI銀行→SBI証券)だけが自動設定できず、手動で行っていましたが、今はすべて自動で可能です。
あっ!忘れてた!も防げますし、ズボラな私にとってはとてもありがたい機能です。
自動積立設定の落とし穴① 〜設定はしっかりと。
積立金額の見直しは定期的(大体年に2回くらい)に行っていますが、金額を変更した場合、
先ほどの4つの工程すべての金額を変更する必要があります。
前回は、昨年お金が足りないと感じた際に積立金額を見直し、減額しました。
その際に3つ目の工程(銀行から証券口座への資金移動)の金額変更を忘れてしまっていました。
その結果、ドルの残高が資金移動設定額より少なかったため、残高不足で移動ができない月が続いていました。
すると、3ヶ月連続で残高不足になった結果、自動移動の設定が強制的に「一時停止」の状態になっていました。
幸い、証券口座には少しの余裕があったので、VYMの購入自体は継続できていましたが…。
一時停止状態にずっと気づかなければ、VYMの購入自体も残高不足で出来なくなる可能性がありました。
当然ですが、設定自体が誤っていると、便利な自動設定も意味をなしません。
気をつけなければと思いました。
自動積立設定の落とし穴② 〜証券会社からの重要なお知らせ

資金の移動や積立購入の自動設定をしていると、証券会社のサイトをそこまで頻繁に確認する必要はありません。
残高確認だけであれば、家計簿アプリのMoneyForwardで確認もできますし。
先日、久しぶりにSBI証券の米国株アプリを開き、購入履歴を確認すると5月分の購入履歴がありませんでした。
あれ?ドルが足りなかった?
と思い、購入余力を確認しますが、残高は問題なし。
積立購入できなかったのであれば、今月分は手動で購入しようと思い、購入手続きを進めていました。
購入画面に進むと、
重要なお知らせを確認いただけていないので、購入はできません
という内容のエラーが現れました。
改めて、SBI証券のHPにアクセスすると、4月9日と10日に4月19日までに確認してください。という案内が来ていました。
期限までに確認ができていなかったため、案内の通り取引制限がかかってしまっていました。
証券会社からは、取引制限がかかる案内があることをすっかり忘れていました。
(おそらくメールでの案内もあったと思いますが、スルーしてしまっていました)
今回は取引制限が1回のみで済みましたが…。
もし数ヶ月間気づかず、後から数ヶ月分まとめて購入したときに
いつものタイミングで買っておけば、もう少し安く買えたのに…。
なんて、後悔することもあったかもしれません。
元々、購入時の価格を気にしないで淡々と購入するために定期積立をしています。
変なストレスを感じないためにも、重要な案内を見逃してはいけないと改めて思いました。
いくら、ほったらかし投資とはいえ…
完全にほったらかしではダメだと、気づきました。
自動設定をしたらほったらかせるとはいえ、大事な資産ですし、
資金の移動履歴や購入履歴くらいは定期的に確認しないとダメですね。
そして、何より設定誤りはいけません。
自動設定は処理が勝手に進んでしまう故に、影響が大きいです。
自動での積立設定は毎回自分で処理する必要はないけれど、その確認は必要という認識が必要でした。
今更何を言っているんだ?当たり前でしょう
と思われる出来事ですが、私にとっては反省するいい機会となりました。
自動設定は便利だけどお任せすぎはNGですね…ポチッと応援お願いします。

