別居婚したいと考えています!
実際に別居婚を経験した人の話を聞いてみたい。
私たち夫婦は2018年10月に結婚し、別々の家に住む別居婚をしていました。
私たちは遠距離恋愛から結婚し、お互いそのまま仕事を続けていたため別居婚のスタイルをとっていました。
そして、出産をきっかけに2020年7月に別居婚は終了して、今現在は夫婦+息子、家族3人で同居しています。
個人的には、夫婦(家族)が一緒に住むことができるなら一緒に住む方がいいと考えています。
それでも、「一緒に住むこと」だけが結婚のハードルになっているんだったら、思い切って別居婚はアリだと思います!
今回は約1年半の別居婚を経験して感じたメリット・デメリットを紹介したいと思います。
別居婚経験者はまだまだ少数派です。
経験者の声を聞きたいという方はぜひ最後までご覧ください。
- 別居婚経験者の生の声を聞きたい方
- 別居婚って興味はあるけど…実際どうなの?と思っている方
- 同居できないなら結婚する意味ないんじゃない?と考えている方
週末婚や別居婚はどんな生活を送っているの?
「週末婚」「別居婚」といっても、事情は様々です。
お互いの居住地が離れているために別居婚を選ぶ場合もあれば、近距離に住んでいるけれどあえて別居を選ぶ場合もあります。
私たちの場合は、前者です。
遠距離恋愛から、そのまま別居婚を選択しました。
私たちの別居婚生活は、こんな感じでした。
別々に住んでいても毎日連絡はとっていましたし、なるべく会えるようにお互い工夫もしていました。
経験者が感じた週末婚・別居婚のメリットは?
それでは、別居婚のメリットについて紹介したいと思います。
結婚によってライフスタイルが変わらない。
別居婚の大きなメリットは結婚によってライフスタイルが変わらないことです。
一緒に住むために仕事を辞めたり、転職をする必要がありません。
また一緒に住むわけではないので、住まいも結婚前と同じ方が多く、結婚前と生活は大きく変わりません。
- 残業で帰宅が遅くなっても問題ない
- 気兼ねなく、飲み会にいける
私の場合、平日は仕事と家事をしっかりやる。休日は夫との時間を思いっきり楽しむとメリハリのある生活が送れていました。
結婚したことで転勤できた!
1つ目のメリットを聞いて、それなら結婚する意味がないのでは?と感じた方もいるかもしれません。
また、一緒に住めるようになってから入籍すればいいのではという意見もあると思います。
私の場合は、結婚を先にしたことで、希望の異動・転勤が叶いました。
入籍が10月ですが、8月の終わりには会社の方に異動の希望を出していました。
結果、入籍翌年の4月に希望通り、東京に異動することができました。
東京異動後は、東北の取引先の担当にしてもらえるなど、上司にも配慮をしていただきました。
実際のところ、異動や転勤については、会社や部署によって大きく異なると思いますので、私は大変恵まれていたし、ラッキーだったと思います。
でも、結婚前だとここまでの配慮はしてもらえなかったんじゃないかなぁ?
籍を入れ、法律的に夫婦になったことで、会社に対しても要望を伝えることができ、会社も最大限の配慮をしてくれました。
週末婚・別居婚をして感じたデメリットは?
次に別居婚のデメリットを紹介します。
周囲からの反応
両親・義両親に別々に住んだまま籍を入れると報告したとき、積極的な賛成ではなかったかもしれませんが、反対もされませんでした。
(2人とも30代だったので、年齢的な面も大きかったかもしれません)
友人たちも別居婚については特に気に留めることもなく、お祝いしてくれました。
ただ、比較的年配の方々には色々なコメントはいただきました。
別々に住んでいて、子供ができたらどうするの??
わざわさ別々に住んでまで、仕事を続けなくても…。
私には無理だわ。
その多くが悪意があるコメントではなく、珍しいことに対する疑問や感想という様子でした。
私は全然気にしてなかったけど…。
そんな反応が気になっちゃう人には辛いかも。
お金がかかる
別居婚中は、別々の家に住んでいるので当然、生活費は2倍かかります。
またお互いの移動費もかかります。
私たちの場合は会社の補助があったため、何とかなっていたなと思っています。
- 夫婦とも会社から家賃補助あり。
- 妻が単身赴任扱いだったため、往復の交通費(月2回まで)が会社から手当として支給された。
それでも、普通は貯金のベストタイミングであるDINKS期間に生活費が2倍かかってしまうことは痛手ではありました。
別居婚中の家計は、完全に別管理。
最低限の貯蓄額だけ決めて指定口座に毎月入金をしていましたが、別居婚中はあまりお金に関する話しはできていませんでした。
中々シビアな話をするタイミングや機会がないことも別居婚のデメリットかなと思います。
妊娠中のリスク
別居婚を続けている中で、大きな転機が妊娠・出産です。
我が家は出産をきっかけに別居婚を解消し、同居を始めました。
子供ができた後別居婚をどうするか?については、妊娠が判明した後、妊娠期間中や産休・育休中に考える時間があるので、「子供ができたら、考えようか」でいいと思います。
ただ、妊娠期間中の一人暮らしは大変です。
つわりは妊娠判明後、すぐに酷くなる人もいます。
妊娠期間中、ずっと体調が優れない方もいます。
頼れる方が近くにいる場合は心配ないと思いますが、そんな人が近くにいない場合はどうするのか?事前に考えておく必要があると思います。
私の場合は、幸運にもつわりはほとんどなく、産休直前まで新幹線移動も苦にならないくらい元気だったので一人暮らしも問題はありませんでした。
我が家は結果的に問題なかったけど、妊娠期間中の対策を考えていなかったことは考えが甘かったと感じています。
まとめ〜週末婚・別居婚したいなら、メリット・デメリットを知ってから!
週末婚・別居婚のメリット・デメリットを紹介しました。
別居婚にも様々なスタイルがあるので、今回紹介したメリット・デメリットが当てはまらないこともあるかもしれません。
私は個人的に、家族が一緒に住むことができるのであれば、一緒に住むのがベストだと考えています。
コロナの流行による移動制限でますますその思いは強くなりました。
結婚はお互いのタイミングが合わないと難しいです。
「一緒に住むことができない」という理由だけで、そのタイミングを逃してしまうようだったら、別居婚もありだと思います。
別居婚の経験者として、自分の経験や足元コロナの流行を踏まえて別居婚については次のように考えています。
別居婚は1つの選択肢として良い考えだと思いますが、ずっと選択し続けのはかなりハードルが高いのでは?というのが個人的な考えです。
別居婚の経験者の1つの意見として、参考になるところがあると嬉しいです。
同居できない事情があるなら、”結婚=同居”にこだわる必要はない。
それでも同居できない事情を解消する方法を、時間がかかってでも考えたほうがいい。