別居婚の離婚率は約40%って本当かな?
同居していても3組に1組が離婚する時代だけど…。
別居している夫婦の離婚率は、約40%という調査結果があります。
ただし、”別居している夫婦”の中には、離婚を前提に同居をやめて別居している夫婦も含まれています。
そう考えると、別居婚の離婚率が高くなるのは仕方ないのかな…
実際のところ、前向きに別居婚・週末婚を始めた夫婦の正確な離婚率は分かりません。
でも、世間からは離婚しやすそうってイメージを持たれているよね…
実際、別居婚・週末婚には離婚につながるリスクがいくつもあります。
- 浮気しやすい
- コミュニケション不足になりやすい
- 子どもができにくい
- 週末が拘束されてしまう
今回は別居婚・週末婚が離婚しやすいと考えられている理由を紹介します。
また、そんな離婚しやすいと考えられている別居婚・週末婚に向いているのはどんな夫婦なのかも考えてみたいと思います。
この記事はこんな方にオススメです。
- 別居婚がなぜ離婚率が高いと思われているのか知りたい方
- 週末婚が離婚しやすいのでは?と不安に思っている方
- 別居婚・週末婚に向いている人を知りたい方
別居婚・週末婚は離婚しやすい?そう思われている理由は?
別居していると、離婚しやすいと言われるのはどうして?
実際、同居婚夫婦と比べて、別居婚・週末婚夫婦の離婚率が高いかは明確なデータはありません。
しかし、別居婚・週末婚には、同居婚夫婦にはない離婚につながるリスクがあることは認識しておきましょう!
1つずつ、確認していきましょう!
浮気しやすい
「独身時代と生活スタイルが変わらないこと」は別居婚・週末婚の大きなメリットです。
しかし、それに対して「結婚した実感や責任感が湧きづらいこと」は別居婚・週末婚のデメリットとも言えるでしょう。
それゆえに「浮気」に対するハードルも低く感じてしまう人も多いと思われます。
他にも…。
- 一緒に住んでいると気づくパートナーの異変に気づけない。
- 浮気がバレる可能性が低い
- 寂しさから浮気をしてしまう
など、別居していると浮気をしやすい状況であることは間違いありません。
コミュニケーション不足になりやすい
一緒に住むと、些細なことで喧嘩になりそうで気が重いなぁ…。
自分の生活スタイルを崩す必要がないことは、別居婚・週末婚のメリットではあります。
独身時代の生活スタイルを続けていても結婚すると、付き合っている時には話し合う必要がないことをお互いに話し合わなければいけません。
- 生活スタイルのこと
- 家事分担
- お金のこと
- お互いの家族のこと
- 将来のこと(子どものことも含めて) などなど
別居婚・週末婚の場合だと、どうしても同居している夫婦と比べてコミュニケーションのハードルが高くなります。
- そもそもコミュニケーションをとる時間が少ない
- たまにしか会わないので、面倒な話は避けがち
些細な問題のうちに話し合いができればいいけど、問題が大きくなってしまってからでは解決が難しくなることがあるよね
離れて住んでいるからこそ、意識してコミュニケーション・話し合いをすることが重要です!
子どもができづらい
離れて住んでいると、やっぱり子どもはできにくいよね…。
離れて住んでいるとどうしてもタイミングをはかることは難しくなりますが、不可能ではありません。
実際、わたしも別居婚中に妊娠しましたし、他にも別居中に妊娠した方のお話も聞いたことがあります。
ただ、少しでも早く子どもが欲しい。積極的に不妊治療をしたい場合は、物理的に距離のある別居婚・週末婚では難しいです。
子どもについては夫婦でよく話し合い、子どもの優先順位が上がるのであれば別居婚・週末婚の解消も含めて検討していかなければならないと思います。
休日が拘束されてしまう
平日は独身時代の生活スタイルを続けて、週末は夫婦の時間♪
メリハリがあって魅力的だよね!
別居婚・週末婚の大きなメリットは、独身時代の生活スタイルを大きく変える必要がないことです。
仕事やキャリアを優先したいと考えている人にとっては、平日は仕事に集中して、休日は夫婦の時間とメリハリのある生活を送ることができるでしょう。
一方で、休日は自分の趣味に時間を割きたいと考えている人にとっては、夫婦の時間として休日が拘束されてしまうことにストレスを感じてしまう可能性があります。
趣味を優先して会う頻度が減ってしまうと、相手に結婚している意味がないと思われるかもしれません。
週末は夫婦の時間だからと趣味を我慢していたら、ストレスが溜まってこんな生活続けられない!となるかもしれません。
別居婚・週末婚は確かに1人の自由な時間は多いです。
でも、同居している夫婦以上に一緒に過ごす時間を持つ努力が必要なことは忘れてはいけません。
別居婚・週末婚に向いている人とは?
別居婚・週末婚の離婚につながるリスクについて解説しました。
リスクを見てみると、やはり別居婚・週末婚に向いていない人はいるように思います。
では、結局どんな人が別居婚・週末婚に向いているのでしょうか?
別居婚の経験者である筆者が考える向いている人は、次のようは方です。
- 経済的・精神的に自立している人
- 積極的にコミュニケーションを取ろうとする人
- お互いが離れて住むことに納得していることが大前提!
それぞれ詳しく見ていきましょう!
別居婚・週末婚ができるのは自立している人
別居婚・週末婚の最低条件は、経済的・精神的に自立している人です。
まず、離れて住むにはお金がかかります。
一緒に住めば半分で住む生活費を倍近くかけているのですから、お互いが自分の生活費を賄える程度に自立していなければいけません。
また、「会えなくて寂しいから」浮気した、「結婚している自覚が持てず」浮気したなど、精神的に自立できていない人も別居婚・週末婚には向いていません。
夫婦が離れて住むことはまだまだ珍しく、親や周りの人に色々言われてしまう可能性も高いです。
そんな時でも「お互いに納得して決めたことだから」と動じない精神力も持っていないと別居婚・週末婚を継続するのは難しいでしょう。
積極的にコミュニケーションが取れる人
離れて住んでいると、どうしても会う時間・話す時間が少なくなってしまいます。
一緒に住んでいれば、いつでも会えますが別々に住んでいるとそうはいきません。
少なくともどちらかが積極的に行動しなければコミュニケーションを取ることは難しくなってしまいます。
夫婦として1つの家族を運営していくためには、積極的にお互いに関わっていかなければなりません。
離れて暮らしているからこそ、話し合いが必要なことも多いです。
一緒の住んでいる夫婦以上に、積極的にコミュニケーションをとっていかなければ、別居婚・週末婚は継続できません。
それができない人は、別居婚・週末婚には向いていません。
双方が別居婚・週末婚に納得していることが大前提
向いている・向いていないの前に「双方が離れて住むことに納得していること」は大前提です。
片方の強い思いだけでは、うまくいきません。
また、最初は納得していても状況は刻一刻と変わっていきます。
- 子どもが欲しいという気持ちが強くなった
- 転職して、一緒に住みたいと思うようになった
- お互いに行き来することに物理的に疲れてきた
離れて住んでいることがお互いにベストだと思える状態でないと、別居婚・週末婚の継続は難しい思います。
定期的にお互いの意思を確認しながら、夫婦にとってよりよい状態を目指していきましょう!
まとめ 〜離婚しないためには努力が必要
今回は「別居婚・週末婚は離婚しやすいのか」について考えました。
確かに、別居婚・週末婚は離婚につながるリスクは多いよね
リスクがあるからこそ、別居婚・週末婚には向いている人・向いていない人がいるよね
確かに、別居婚・週末婚は同居している夫婦と比べて、離婚しやすいのかもしれません。
でも、お互いの努力で十分に離婚は回避できると思います。
別居婚・週末婚はまだまだ経験者が少ないため、不安に思うことは多いかもしれませんが、メリットも多いのは確かです。
一緒に住むことが結婚のハードルになっているのであれば、リスクを考慮した上で、別居婚・週末婚も1つの選択肢と検討してみてはいかがでしょうか。