【子宮頸がん 闘病記】 〜市の検診から癌発覚まで

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2021年1月 子宮頸がんの告知を受けました。
告知自体はバタバタした中でさらっとされましたが、とても衝撃を受けました。
ステージ自体は、まだはっきり告げられていませんが、おそらく1BⅠ期。
腫瘍の大きさは、8mm程度。

これから癌発覚の経緯から、検査、手術、術後の状況などをお伝えしていきたいと思います。(この記事を書いているのは手術直前です)

・子宮頸がんの治療を控えている方

・子宮頸がん検診を受けたことのない方

・子育て中に入院が必要になった方   など

 

わたしの経験が少しでもどなたかの参考になれば嬉しいです。

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子宮頸がん発覚までの経緯

私は、25歳頃から子宮頸がん検診は、毎年受診していました。
会社の健康診断だったため特に深く考えずに、毎年受診し、問題はありませんでした。

市の無料検診へ

2020年は育休中だったため、会社の健康診断は受けられません。
そんな中、市から無料で子宮頸がん検診が受けられますという葉書が届きました。
徒歩2分のところにレディースクリニックがあっとこと&夫が在宅勤務中で息子を預けることができたので、20年11月に気軽に検診を受けにいきました。

検診結果は電話で確認するスタイルでしたが、電話が混んでいるのか中々繋がらず。

まあ、何かあれば病院から電話があるだろう

と思っていたら、年末に病院から電話がありました。

念の為、再検査を受けてください。

そういうこともあるのかと、私は深く考えずに21年1月6日に再検査を受けました。
コルポスコピーによる細胞診検査です。
2週間後に結果が出るので、それ以降に結果を聞きに来てください。と言われ、病院を後にしました。

そして、1月20日。きっちり2週間後に結果を聞きにいきました。
そこで言われたのが…。

よくない結果が出ました。大きい病院で手術が必要です。

紹介状書きますね。

手術!? 子供がいるのに入院はしたくない…。

自宅からバスで15分ほどのところの総合病院に紹介状を書いてもらい、その日であれば専門の先生の外来日だから今日行ってください。とのこと。
結果を心配して休みをとっていた夫に連絡をし、引き続き息子を見ていてもらい、早々に紹介状の病院へ向かいました。

先生の話には、驚いたものの意外と冷静で、とりあえず、バスの中でネット検索。

手術か。高度異形成?円錐切除かな…。

円錐切除なら、2泊3日の入院でいけそう。何とかなるかな。

ちなみに、漫画「コウノドリ」で子宮頸がんの回があったので、そこに出てきた単語は知識として知っていました。
(コウノドリは出産前に熟読していました)

近くの総合病院へ

レディースクリニックの紹介状を持って、総合病院を受診しました。
1時間ほど待って、診察室に呼ばれました。

まず最初に聞かれたのが…

次の妊娠は希望されますか?

そうですね。もう1人は欲しいと思っています。

もし、次の妊娠を希望されるのであれば子宮を残す治療法があります。
大学病院であれば、その手術の症例も多いので紹介状を書きます。

 

次の妊娠は希望しないのであれば、ここで治療可能です。

 

 

何だか急に話が進んでいるように感じました。でも、治療法の前にそもそも…。

わたし、「がん」なんですか?

そうです。

 

今後の治療を当院でするか、大学病院でするか、今から家族に相談して決めてください。
また、30分後くらいに呼びます。

 

急に話が大きくなり、流石にショックを受けました。
すぐに夫に電話し、「がん」だと言われたこと。次の妊娠を希望するなら大学病院に紹介状を書いてもらうこと。病院をどうするかはすぐ決めなくてはいけないことを相談しました。

電話した時点でわたしはかなり動揺していましたが、夫はショックを受けつつも冷静に答えてくれました。

  • わたしの命優先。
  • 子供はもう一人いたらいいけど、絶対ではない。
  • 選択肢は多い方がいいから、大学病院の方がいいのでは?
  • ただし、病院変更で時間的にリスクが高まるのであれば今の総合病院で。

最終的に、大学病院への紹介状を書いてもらうことに決めました。
早速、予約の電話をし、翌々日の1月22日に予約が取れました。

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がんだと告知されて思ったこと

1日(ほぼ半日)で色んなことが起こり、やや混乱してしまいました。
まず思ったことが、「がん」ってこんなにサラっと告知されるものなの?

毎年、検診受けてたのに、そんな急に「がん」になるの?
ネットで調べてみると、検診で異常があっても、「がん」になるのは数年かかるとあったのに、1年で「がん」になっているなんて、異常に進行が早いのでは?

この時点で、「子宮頸がん」だということはわかったのですが、どういう状態なのか全く分かりませんでした。
半日で2つの病院に行きましたが、あまり詳しい説明を受けることができず、不安だけが残っていました。

また、自分の病状とは別にもう1つ不安だったのが…。

入院は2週間ほどらしい。

 

その間、息子(生後8ヶ月)の世話はどうするか?

今までこんなに長期間離れたことないから、息子が精神的に不安定になってしまうのでは?

入院までに断乳しなくては…。

がんを告知された時点では、どちらかというと…

自分の病状の心配 << 入院期間の息子の心配

こんな心境でした。
「早期発見のはずだから、大丈夫」と自分に言い聞かせていたからかもしれません。

ちなみに、自覚症状は全くありませんでした。
よく言われる症状は、水っぽいオリモノや不正出血ですが、そのような症状は全くありません。まだどんな状態かよくわからないけれど、検診は受けていてよかったなと強く思いました。

次回は大学病院受診・検査・治療法についてお伝えしたいと思います。


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