【子宮頸がん 闘病記】 退院まで 〜排尿障害と自己導尿

全ての管が体から抜け自由に動けるようになりました。
しかし、一方で気になるのが手術の後遺症である排尿障害。

今回は排尿障害と退院までの過ごし方をお伝えします。

前回までの記事はこちら⏬

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術後8日目

この日は引き続き、排尿トレーニングと状況の確認が行われました。

尿意を感じる⇨トイレに行く⇨自尿の量を測定⇨看護師さんに導尿してもらい残尿を測定

この流れを2〜4時間おきに繰り返します。
この段階では、尿意がなくても4時間ごとにトイレに行かなければなりませんでした。
そのため、夜中も4時間ごとに起こされ、尿量を測定していました。

わたしの結果は、初日と変わらず…

自尿      ⇨ 100ml 程度
残尿(導尿) ⇨ 300ml 程度

でした。
夜中は尿意がなくトイレに行くので、その場合は自尿=0で残尿=200ml以下のことが多かったです。

あまり初日から改善が見られないので、この時点で看護師さんからは、

この状況だと、「自己導尿」を覚えてもらうことになると思う。

先生と相談しますね。

と言われていました。

自己導尿とは、自分で尿道からカテーテルを入れ、膀胱に溜まっている尿を排出させる方法です。
膀胱に尿が溜まり続けていると、細菌が繁殖して膀胱炎を起こしてしまうので、膀胱に尿が溜まったら、尿を排出させて膀胱を空にすることが大切とのことです。

自分で排尿ができなくても、自己導尿のやり方をマスターすれば退院できるとのこと。

この日は、DVDで自己導尿のやり方を確認し、次の日から早速練習することとなりました。

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術後9日目

この日は、早速自己導尿の練習です。
尿道口を消毒し、カテーテルを尿道に入れて、導尿を行います。

カテーテルはこんな⏪感じです。
左側を矢印方向に回し、中のカテーテルを引き出します。

カテーテルの長さは15cm程度でしょうか。

これを尿道に入れるのですが、まず入れる場所を探すのが大変難しい!

最初に鏡を見て、位置を確認したのですが、中々場所がわからない…。

おっ、入ったかな?と思っても、そこは尿道ではなく、膣だったり…。

ちなみに、膣に入ってしまうと、そのカテーテルは廃棄して、新しいカテーテルを使う必要があります。細菌感染予防のためです。

最初は、とにかく時間がかかる。1回導尿するために、30分かかったこともありました。

また、看護師さんに導尿してもらうときは痛くないのですが、自分で導尿すると痛い。特にカテーテルを抜くときに痛みが強くなります。
元々水分しか通ってなかったところに、水分以外を通しているので最初は痛むそうです。

この時点で、担当医の先生からは、3日後の退院を提案されていました。

導尿がうまくいかないと退院できないので、こんな状態で退院できるのだろうかと不安に思いつつ、これ以上入院を伸ばしたくない。絶対に退院までにマスターしてやる!と気合を入れていました。

術後10日目・11日目

自己導尿は苦戦しながらも、少しずつ上達してきました。
中々自尿の量は増えないので、退院後もしばらくは自己導尿を続けていかなければなりません。

主治医の先生からは…

 

自己導尿は、数ヶ月単位で続けてもらう必要がある。

長ければ1年くらいかかるかもしれないけど、必ず自分で排尿できるようになる。

と言われていました。
最初、自己導尿が必要になった時は、一生自己導尿が必要なのかと気分が落ち込みましたが、一時的なことであれば頑張ろうと前向きな気持ちになれました。

この時点で、入院中の課題は、自己導尿のみになっていました。
そのため…

早く退院したい!

という気持ちが強くなっていました。

というのも、この時点で入院13日目でしたが、わたしより後に入院して手術をした人たちがどんどん先に退院していくことに気づいたからです。

「広汎子宮全摘術」は婦人科では一番大きな手術とのこと。そのため、他の手術と比べても入院期間が長くなるようです。

他の患者さんの容体や病名はわかりませんが、手術をして2、3日後には点滴台から開放され、術後1週間しないで退院していく方が多かったです。入院期間としては、1週間程度でしょうか。

後から入院した方がどんどん退院していくことに気づくと、何だか気持ちが落ち込んでしまいました。
何で自分だけこんなに入院しなきゃいけないんだ…と。

入院中は、夜、寝つきも悪く、熟睡もできなかったこともあり、早く退院したい!と強く思うようになりました。

そして、術後11日目(退院予定日の前日)に主治医の先生と面談して、予定通り、術後12日目での退院が決まりました!

術後12日目 〜退院!

退院のお祝い

術後12日目にようやく退院となりました。

この時点で自己導尿は大分慣れてきてはいましたが、1回平均2本のカテーテルを使い10~15分程度かかっている状態でした。

退院時には、自己導尿用の清浄綿とカテーテル 約1ヶ月分を受け取っていましたので、荷物が段ボール1個分増えてしまいました。

病院まで、夫と息子に迎えに来てもらい、約2週間の入院生活が終了しました。

退院時の会計については、別記事で改めてお伝えします。

退院後について

退院から約2週間半後に、退院後最初の診察があります。

退院の時点で、手術で摘出した箇所の病理検査の結果が出ていませんので、退院後の最初の診察で結果を聞くことになります。

この病理検査の結果次第で、追加治療(放射線治療や抗がん剤治療)が必要かが判断されます。

手術後の時点では…

子宮は思ったより、綺麗な状態だった。

この状態であれば、経験上、追加治療は必要ないと思う。

そうなれば、あとは経過観察で3ヶ月に1回程度の通院になる。

と言われていましたが、最終結果が出るまでは本当に安心はできないかと思います。

とはいえ、長い入院生活と手術を何とか耐えられたことはよかったと思います。
しばらくは入院生活で落ちた体力を回復するために、ゆっくり家事・育児をしながらリハビリ生活をしようと思います。

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