今年の4月1日付で部署異動となりました。
なんだかんだ旧部署の繁忙期と引き継ぎが重なり、6月頃からようやく新部署の仕事に集中できるようになりました。
新しい部署は経営企画部です。
正直、何をするのか。何をしているのか。よくわからないまま異動しました。
そのため、新しい仕事を振られるたびに思うのが、
知らないことが多すぎる
もっと個人的にも勉強しなくては…
と。
そういう状況なので、本を読む機会が増えました。
amazonの「欲しいものリスト」にも結構な量の本が登録されています。
キーワード検索して、気になる本があると、忘れないようにとりあえず「欲しいものリスト」に登録するのですが
「あれ?これ本当に全部読めるの?」
という状態に…。
このままでは良くないなと思い、読書の方法について考え直してみました。
1冊読み切る必要はない
学生時代から本を読むことは好きだったのですが、
読み始めた本は最後まで読み切るべきだ
と、ずっと無意識に思っていました。
しかも私は同じタイミングで複数の本を並行で読み進めることが好きでありません。
なので、1冊読み始めて、その本が中々読み進められないと、読書から離れてしまう現象がおこなってしまいます。
でも、最近知ったのが、
全ての本を最初から最後まで読む必要はない
ということです。
最初にその考えを聞いたとき、目からウロコでした。
お金を出して本を買っているので、最後まで読まないともったいないと感じていたのですが、本は読み切ることが目的ではありません。
「知識を得ること」「楽しむこと」が目的なので、そのためには「読み切る」ことは絶対必要ではないと気づきました。
本を手に取る際は、何かしら目的があります。
それは一部だけ読めば手に入るかもしれませんし、実際読んでみたけど、「自分の目的と違った」場合もあるかもしれません。
読書はもっと自由でいいんだなと最近思感じています。
ちなみに、この考え方を比較的スムーズに受け入れられたのは、定額読み放題のkindle unlimitedの存在が大きいです。
やはり1冊1冊、課金していると
せっかく買ったのに…。
もったいない。
という気持ちになってしまいます。
kindle unlimitedなら1冊ごとの料金を気にすることはありません。
特に今のように、知識を得たいので色んな本を読みたい場合には特に便利だと感じています。
図書館のメリットを改めて感じる
最近、読書といえばもっぱら電子書籍でした。
持ち歩く労力(重さとか大きさ)を考える必要がないこと
読みたいと思ったら、すぐに購入して読めること
家での保管スペースが必要ないこと
などなど、電子書籍はやはり便利です。
しばらく紙の本から遠ざかっていたため、図書館自体も最近はあまり行っていませんでした。
しかし先日、息子と2人の休日。
どこかに行こうと考えたとき、ふと図書館の存在を思い出しました。
「無料で本を読めるし、仕事に役立ちそうな本があったら借りておこう」
と久しぶりに図書館に行って、改めて色々メリットを感じました。
想定外のキーワードで本を見つけられる
図書館は基本的に本がジャンル別に分類され、本棚に収納されています。
なので、その本棚の前に行くと関連書籍がたくさん並んでいる状況です。
確かに電子書籍でもキーワード検索をすれば、関連書籍はたくさん出てきます。
ただ、図書館でずらりと並んだ本の中には、想定できなかったキーワードで「読みたい」「関心がある」という本を見つけることができます。
キーワード検索だとどうしても自分の想定内・知識の範囲内での検索しかできないので、偏ってしまうことがあります。
その点、図書館の本棚には自分以外の主観が入っているので、思いがけない選択肢に出会うことができるのです。
完全無料
そして、あれだけの本に無料で触れられるというのはとてもありがたいことです。
選んだ本の中には「この本はこの章だけでいいな」とか、読み進めると「これは少し違うな」と思う本もあります。
その全てに課金するのは気持ち的に負担ですので、金銭的なことを気にせず本を選べるのは大きなメリットです。
少しでも気になるなら、手に取って読んでみる。
これができるのは”無料”だからですよね。
多様な本に出会える ✖️ 無料 = 図書館
想定外の本に出会えるのは本屋も一緒ですが、お金がかかる。
KindleUnlimitedなら、1冊ごとの金銭的な負担を気にする必要はありませんが、検索にどうしても自分の主観が入ってしまう。
想定外の本に出会えて、無料
この2点の両立が図書館の良さです。
一方で、借り物なので書き込みができない。わざわざ図書館まで行く必要がある。本自体が嵩張る・重い。という欠点があるの事実です。
それでも、まず広く浅く知識を得たいと考えている今、図書館にはかなり助けられています。
今回、図書館の良さを再認識しましたが、状況に応じて図書館だったり、本屋だったり、電子書籍だったりと使い分けていくのが結局ベストなんだと思います。
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