息子が保育園に通い始めて、半年近く経ちました。
息子が保育園に通い始めたのは生後10ヶ月のとき。
ようやくハイハイに慣れてきて、まだつかまり立ちもできない頃でした。
0歳から保育園に預けることに不安はありましたが、今では…。
保育園に預けて、本当によかった!
と、思っています。
復職することは決めたけど、0歳から保育園に預けるのは不安…
そう感じている方は多いと思います。
今回はそう感じている方に、保育園に預けることをポジティブに捉えてもらいたいと思い、下記についてまとめてみました。
- 0歳児は保育園で何をしているの?
- 保育園に預けることのメリットは?
- 反対に保育園に預けることのデメリットは?
ご家庭の状況や「働く」ことへの考え方は、様々なので1つの意見として参考にしてもらえたら嬉しいです。
今回の記事はこんな方におすすめです。
- 仕事はしたいけど、0歳から保育園に預けることに後ろめたさがある人
- 保育園に入れることを決めたけど、周囲からの反応が気になる方
- 0歳児がどんな風に保育園で過ごすのか知りたい方
0歳児は保育園で何をしている?保育園の1日を紹介。
息子は現在、0〜2歳児までが通う、認可の小規模保育園に通っています。
保育園の定員 | 園全体で19名 |
0歳児クラス | 定員:6名 現在は定員いっぱいの6名が在籍中 |
保育士 | 0歳児担任の保育士さんは3名 その他にどのクラスの担任でもないフリーの保育士さんが複数名 |
保育時間 | 基本:7:30 ~ 18:30 7:00~7:30、18:30~20:00までは延長料が発生。 |
保育室 | マンションの1階 広さは約65㎡ |
保育園自体はそんなに広くはないですが、アットホームな雰囲気の保育園です。
0歳児:保育園での1日のスケジュール
そんな保育園で息子がどんな1日を過ごしているのか紹介します。
7時半〜9時 | 各自、登園 |
9時 | 朝の会 当初、0歳児は参加していなかったようですが、夏頃から参加。 歌を歌ったり、名前を呼ばれてお返事をしたりしているようです。 |
朝の会後 | 朝のおやつ 牛乳とおせんべいの簡単なおやつ |
午前中 | 遊びの時間 |
11時過ぎ | 給食 各自の離乳食の進捗具合に合わせたメニューです。 |
12時頃 | 着替えて、お昼寝 |
14時〜14時半頃 | 各自、起きる |
15時頃 | おやつ(月齢に合わせて) |
16時以降 | 随時、お迎え。 お迎えまでは園内で遊ぶ お迎えが遅めの子は、午後の散歩に行くことも。 |
ミルクは子どもたちのタイミングに合わせて、与えてくれます。
基本的には1歳を過ぎたら、ミルクは卒業になるそうです。
0歳児は保育園でどんなことをして遊んでいるの?
遊びの時間が多いけど、0歳児は保育園でどんなことをして遊んでいるの?
今回はその一部を紹介します。
お散歩
天気の良い日は複数人が乗れるカートに乗って、公園などにお散歩に行きます。
まだ歩けない子も一緒に、公園などでレジャーシートを敷いて外の空気を楽しみます。
みんなでお揃いの帽子をかぶって、カートに乗っている様子はとても可愛かったです。
室内遊び
室内でも子どもたちが思いっきり体を動かせるように工夫してくれています。
段ボールで作った階段があったり、小型のジャングルジムがあったり、雨の日でも室内で体を動かしているようです。
1歳3ヶ月の息子は、保育士さんに補助してもらいながら、最近ジャングルジムに登れるようになったようです!
その他にも色んなおもちゃがあります。
保育士さんは随時、「最近のお気に入りのおもちゃはこれなんです!」と教えてくれるので、新しくおもちゃを購入する際に参考になります。
その他の行事
- 毎月1回、身体測定があります。
検診の頻度も減り、身長・体重を測る機会があまりないので、成長を確認できるはありがたい機会です。 - お誕生日会や七夕会など、イベントがあります。
イベントに向けて、工作をしたりもしています。
ほとんどは保育士さんが仕上げてくれますが、0歳児たちも手形を提供したり、協力しています。
保育士さんたちが色々と工夫してくれており、息子も色々な経験をさせてもらっています。
保育園に預けて感じたメリット5選
ここまで保育園での活動を紹介しました。
次に、私が保育園に預けてよかったなぁと感じたことを紹介したいと思います。
成長が早い!
息子が保育園に入ったのは生後10ヶ月の頃で、まだつかまり立ちもできない状態でした。
今まで息子はゆっくり成長タイプで、ハイハイを活発に始めたのも保育園に入る直前の生後10ヶ月頃でした。
保育園に入った途端、すぐに、つかまり立ちを始め、ひとりで立てるようになりました。
つたい歩きの練習をしながら、6月の初めには1人で歩けるようになっていました。
ハイハイ始めてから、約2ヶ月半で歩けるように!
1歳前後が元々、成長著しい時期なのかもしれません。
でも、保育園に入ってからの急成長を見ると、同年代の子どもたちからいい刺激を受けたのかなと思っています。
保育園での刺激が、息子にポジティブな影響を与えてくれています。
全部、親が教えなくてもいい!
保育園に通う前は全く気づいていなかったメリットです。
例えば、今1歳3ヶ月の息子はスプーンとフォークを使って食べる練習をしています。
この練習を始めたきっかけは保育園です。
保育園でスプーンで食べる練習を始めました。
まずはご飯をすくってあげたスプーンを渡して、食べる練習です。
家でもやってみてくださいね!
子どもの成長に合わせて、教えなければいけないことは次々に出てきます。
育児書やネットの情報を調べてみても、我が子には早過ぎたのかうまくいかなかったり、一から教えるのもこれでいいのかな?と不安になったりしますよね。
そんな時も保育士さんは、それぞれの子供の状況に応じて、タイミングを見て練習を始めてくれます。
そして、その進捗状況も逐一伝えてくれるので、親としては大変助かります。
保育士さんとの会話で、育児の不安が軽減される!
育児中はどうしても色んな不安が出てきます。
特に1人目のお子さんだと、初めての経験ばかりで初心者夫婦は戸惑うばかりです。
そんな中、毎日の保育園の送迎の際、保育士さんと会話することで、そんな不安は軽減されます。
- 毎日我が子に接しているからこそのアドバイスをもらえるから
- 我が子の成長を一緒に喜んでくれるから
- 毎日我が子に接しているからこそのアドバイスをくれる
- 保健相談や育児相談でも育児のプロの意見は聞けますが、あくまで一般的なアドバイスになることが多いです。
一方で保育士さんは毎日我が子を見てくれているので、我が子に合わせたアドバイスをしてくれます。
例えば、我が子の場合、1歳2ヶ月頃にこんなアドバイスをいただきました。
息子くんは食べるのが大好きなので、なるべく大人と一緒に食べるといいですよ。
刺激物や味の濃すぎるものはダメだけど、かなり大人と同じもの食べられますよ。
今まで息子向けの食事は完全に別に作っていましたが、様子を見ながら大人と同じ食べ物を出すようになりました。
(味を濃くする前に取り分けたり、具材を小さくしたりはしていますが…)
完全に別のものを作っていた時と比べると、食事作りの負担は軽くなりました。
- 我が子の成長を一緒に喜んでくれる
- お迎えのとき、「今日はこんなことができましたよー」と色んな報告を聞くことができます。
保育士さんも嬉しそうに報告してくれるので、親としても、とても嬉しくなります。
子育ての喜びを分かち合える人は、1人でも多い方がいいですよね。
栄養バランスのとれた給食のありがたさ
子どもにはなるべく栄養バランスが取れた食事をとらせたい!とは思っていても現実は中々うまくいきませんよね。
忙しいから…ごめんだけど、今日のご飯は手抜き!
そんな日もあります。
そんな中でも、栄養バランスが計算された給食は、ママたちの強い味方です。
野菜が足りないかな?タンパク質が足りないかな?と思っても
給食ではちゃんと食べてるしね♪
と思えることは、食事作りの負担をかなり軽くしてくれます!
大人だけの時間があること
子どもとの生活は、どうしても大人と接する機会が減ってしまいます。
コロナ禍で外出や人との接触を控えている今のご時世だと尚更です。
私は育休復帰後、会社の人と話すのが楽しくて、会社でずっとしゃべっていました笑
育休中はどうしても子育てのことばかり考えてしまい、思い詰めてしまうこともあります。
でも、子供を保育園に預けて仕事復帰すると、子育てのことばかり考えているわけにもいきません。
また、育児中は「1人の時間」を確保するのも難しいのですが、「夫婦だけの時間」を確保するのはもっと難しくないですか?
1人の時間が必要なら、夫に子どもを預けて、出かけることも可能ですが(その逆も然り)、子どもがいない夫婦ふたりの時間は貴重だと思います。
我が家は、現在夫婦2人とも半分以上が在宅勤務。
2人とも在宅勤務の時は、大人だけでランチを楽しんでいます。
私たちは、子どもが産まれるまで別居婚だったこともあり、平日に2人の時間があるというのはとても貴重だなと感じています。
今後コロナの流行が落ち着くと、在宅勤務の割合が減り、こんな日も減ってしまうとは思いますが、保育園に預けたことのメリットの1つかなと感じています。
保育園に預けることで感じたデメリット
今度は保育園に預けたことで感じているデメリットも紹介したいと思います。
やっぱりいいことばかりではないです…。
正直大変だなと感じていることを紹介します!
保育料が高い!
0〜2歳児は幼保無償化の対象外なので、保育料はそれなりにかかります。
特に0歳児入園か1歳児入園かで迷っている方は、2歳になるまでは育児休業給付金もあります(※)
(※)保育園に入園できなかった等一定の条件が必要です。
0歳児で預けたは良いものの、実は復職してからの方が手取りが低いなんてこともあり得ます。
ちなみに、私の場合、月額では「復職後の手取りー(マイナス)保育料≒育児休業給付金」です。
ただし、復職後はボーナスがあり、年収ベースでは収入増になるので、金銭面では復職してよかったなと思っています。
育児休業給付金の大まかな金額を知りたい方はこちらも参考にしてください。
「産休・育休中のお金 いつ・どこから・いくらもらえるの?」
子どもの体調不良の時が大変!
やはり保育園に子供を預けて働くとなると、とても忙しくなります。
0歳児だとまだまだお世話しなくてはいけないことも多く、仕事・家事・育児をこなしていくのはハードワークには違いありません。
でも、忙しいながらも徐々に生活リズムができてきて、何とかなるかな?と思えてきます。
そんなときにやってくるのが、子どもの体調不良です。
お子さんの熱が37.5度を超えたので、お迎えお願いします
そんなときは、急いで仕事の整理をして保育園に迎えに行くことになります。
私は保育園入園前は、そんなに体調不良の呼び出しが頻繁なのか疑問に思っていました。
1歳になるまで1回も熱出してないし、慣らし保育期間(4月)も熱は出なかった。
うちの息子は丈夫なんじゃないかな?
そんなことを思っていましたが、結果…。
5〜8月の4ヶ月で保育園からの呼び出し電話は…4回ありました!
どんなに元気なお子さんでも体調不良時の対策は必須です。
とはいえ、いつ子どもが体調不良になるかもわからないので、毎回対応にバタバタしてしまいます。
仕事中の保育園からの着信には、ドキッとしてしまいます。
子どもと接する時間が減ってしまう
仕事に復帰する前までは毎日ずっと一緒にいたのに、仕事復帰すると平日に息子と一緒に過ごせる時間は長くて4時間ほどになってしまいました。
かわいい息子と一緒に過ごす時間が減ることは単純に寂しいです。
平日会える時間が少ない分、ちゃんとコミュニケーションを取るように意識して、休日はいつも以上に息子との時間を大切にしています!
まとめ 保育園は子育ての強い味方です。
ここまで0歳児の保育園での過ごし方や、保育園に預けて感じているメリット・デメリットについて紹介しました。
- 成長が早くなる (!?)
- 親が全てを教えてなくてもいい
- 保育士さんとの会話が育児ストレスを軽減してくれる
- 栄養バランスがとれた給食がある
- 大人の時間が確保できる
保育園に預けることの大きなメリットは、保育園・保育士さんという強い味方が一緒に子育てをしてくれることです。
育児中はわからないことや不安なことも多いですが、保育士さんに助けられているなぁと日々感じています。
- 保育料が高い!
- 子どもの体調不良時の対応が大変
- 子どもと過ごす時間が短い
保育園に預けてよかったなぁと感じる一方でどうしてもデメリットがあることも否定できません。
わたしは保育園に預けてよかったと感じていますが、考え方は人それぞれですし、ご家庭によっても異なると思います。
ただ、保育園に預けているから愛情が少ない、一緒に過ごす時間が少ないから愛情が足りていないということは決してありません。
ご家庭の選択が、そのご家庭にとってベストなものだと思いますし、子どもに対する愛情表現も様々あっていいと思います。
長い時間一緒に過ごすのも1つの愛情表現、子供が不自由しない生活を送れるようにお金を稼ぐのも愛情表現、生き生きしたパパママを見せて人生楽しいよと伝えることも1つの愛情表現。
今回紹介したメリットを見て、子育てをそんなに人任せにしていいの?と思われるかもしれません。
それでパパママのストレスが減って、笑顔が増えるなら良いんじゃないかなと私は思います。
家族のより良い選択のために、今回の記事が参考になれば嬉しいです。