初めての大腸内視鏡検査。やっぱり辛い?

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私の会社では35歳を超えると、毎年1回人間ドックを受診します。

今まで健康診断や人間ドックで「再検査」や「要精密検査」になったことはなく、基本的に健康体でしたが…。
今年度の人間ドックで、初めて要精密検査の項目が出てしまいました。

その項目は

便潜血検査

でした。(もし食事中の方がいたらすみません)

人間ドックの結果は、受診してから約2週間後に郵送で届きます。
郵送されてきた結果には「要精密検査」の文字と、紹介状が同封されていました。

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便潜血検査とは?

便潜血検査とは、その名の通り、便に血が混じっていないかを確認する検査です。
大腸がんやポリープからの出血を検知して、早期発見に繋げるための検査項目だそうです。

人間ドックを受診する前に2日分の検便を行い、提出します。

私の場合は、2日分提出した分のうち片方が陽性(血が混じっていた)という結果でした。

がんを見つける検査で要精密検査になり、紹介状まで同封されていると、
やはり怖くなってしまい、色々検索してみました。

まず、便潜血検査 陽性 = 必ずしもがんではない。ということを確認しました。
便潜血検査が陽性で、精密検査(大腸内視鏡検査)をした結果、がんが見つかるのは約3%の確率とのことでした。

実際、2回のうち1回のみの陽性だと、精密検査を受けない人も結構いるみたいですね。

ただ、がんを経験している私にとって、検査を受けないという選択肢はありません。

最悪がんだったとしても…。

自覚症状はないし、早期発見のはず
早期発見なら、治療は手術だけでいけるかな

また開腹手術するのしんどいけど…大腸がんなら内視鏡手術でもいけるらしい。
切るところによっては人工肛門の可能性もあるか?

と、色々考えていました。

最近はこういう検査もあるんですね!

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病院を予約

考えていても仕方ないので、紹介状と一緒に同封されていた病院のリストから、自宅から一番近い病院に予約を入れました。

1回目の診察日が昨年末の土曜日でした。
まずは一回医師の診察を受けてから、大腸内視鏡検査を予約するという流れです。

1回目の診察の際に

小さい痔があるね

と言われました。
特に自覚症状はなかったので、驚きましたが、
痔からの出血でも便潜血検査は陽性になることがあるらしいです。

痔からの出血だったらいいな

と思いながら、内視鏡検査の日を予約します。

個人クリニックだったこともあってか年末の時点で2月の半ばまで検査予約はいっぱい。
検査は平日のみということもあり、仕事のスケジュールとの兼ね合いで検査は3月中旬となりました。

検査は11時から。
デスクワークなら、午後から仕事をすることもできなくはないけど、仕事は1日お休みにするのがオススメと言われましたので、当日大人しく1日有給休暇をとることにしました。

大腸内視鏡検査の事前準備

1回目の診察後、次は検査の1週間くらい前に下剤を受け取りに来てください。とのことでした。

実際には検査の2日前に下剤を受け取りに、再び来院。
看護師さんから検査と下剤の飲み方の説明を受けました。

受け取った下剤は2つ。

  • 前日の夕食後に飲む下剤 2錠
  • 当日朝、2リットルの水に溶かして飲む下剤の粉

前日の食事は絶対食べてはいけないものはないけれど
脂っこいもの、お酒、繊維質なもの、きのこ類は控えめにと言われました。

いざ、下剤

まずは前日の下剤。

こちらは小さい粒で、特に問題なく飲めました。
即効性はないと看護師さんがいう通り、前日の夜にトイレに行くことはありませんでした。

そして、検査当日。
その日は下剤を朝6時から少しずつ飲んでいく必要がありました。

まず、下剤の粉を2リットルの水で溶かします。
それを180ml程度コップに入れて、コップ1杯を10~15分で飲むという作業を繰り返していきます。

個人的に水分を2リットル飲むことはそこまで苦痛ではなく、
まして2時間以上かけて2リットルであれば、全然問題ありません。

ただ、今回の下剤の問題は味でした。

率直に言って、まずい。
この味のものを2時間以上、飲み続けなければいけないことに絶望を感じました。

下剤の味をスポーツドリンクの味とよく言いますが、
今回の下剤は…確かにスポーツドリンクのエッセンスはありますが、とても薄い。

何だか塩味もあるし、薬っぽい味もする

本当に不味すぎて、少しずつしか飲み込みことができませんでした。
最初の2〜3杯はちびちび飲んでください。と言われましたが、この味をゴクゴクと飲むことができず、ずーっとちびちび飲んでいました。

おそらく順調に飲み進めれば2時間ちょっとで飲み終わるはずでしたが、
絶望的な味のため時間がかかり、2リットル全て飲み終わるのに私は3時間半かかってしまいました。

実際の下剤の効果はというと、飲み始めて1時間くらいでトイレに行き始めました。
そこから大体15~20分おきにトイレに行っていましたが、お腹は痛くならないので全く辛くありませんでした。

大体3〜4回、トイレに行くと、看護師さんからこれくらいの便の状態になったらOKですと言われていた状態になりました。

ただ、その時点で下剤は半分ほど残っていましたので、そこからも下剤を飲み続け、トイレに行き続けました。

家を出る時間までにお腹の調子が落ち着くか不安でしたが、

下剤を飲み終わったのが9時半頃。
家を出発したのが10時15分頃。

病院までは途中電車に乗り、40分程度かかりますが、途中でトイレに駆け込むことはありませんでした。

大腸内視鏡検査

さて、病院について早速検査開始です。

まず血圧を測って、検査着に着替えます。
検査着はお尻側に穴が空いているハーフパンツでした。

着替えが終わったら、検査台に横になります。

すぐに点滴の針を右手首あたりに、刺されます。
右手の指にはおそらくパルスオキシメーターをつけられました。

左手には血圧計をつけたら、準備完了のようでした。
点滴に麻酔を入れ始めて、検査開始です。

薬を入れたら、フワーっとしてきますよー

とお医者さんに言われた通り、そこからすぐに意識はなくなりました。
おそらく検査は20分くらいかかったと思いますが、特に苦しさを感じることもなく、いつの間にか検査は終了していました。

検査完了後、着替えて画像を見せてもらいながら、結果の説明を受けました。

結果は異常なし。
今後も経過観察も特に不要とのことで、もしまた便潜血検査で陽性になったら検査に来てください。

とのことでした。

問題なしということで安心しました。

お会計は保険適用で、約6,400円程度でした。
そのあと、麻酔がまだ残っていたため、若干フラフラしながら帰宅しました。

大腸内視鏡検査はつらいのか?

ネットの口コミでは、大腸内視鏡検査はつらいというものをよく見かけましたし、
1回目の診察のときに、先生に「ちょっとつらいけど、頑張って検査しましょう」と言われていたので、
検査前は嫌だなぁと思っていました。

でも、終わってみると検査自体は麻酔のおかげで、全く辛くありませんでした。
寝ている間に終わるので、痛みも辛さもなくあっという間に終わります。

ただ、事前準備としての下剤はとてもつらかったです。

あんなにまずいものを2リットルも飲まなければいけないなんて、かなり苦労しました。
できれば、もう飲みたくない…。

もし、また大腸内視鏡検査を受けることになったら、便が目安の状態になったら下剤を途中で飲むのをやめていいか聞こうと思います。

とはいえ、がんにしろ、何の病気にしろ、早期で発見して治療すれば一番ダメージが少ないのは確かです。

人間ドックなり、健康診断なりで異常が出ないの一番ですが、
これからも必要な検査は受けつつ、健康に過ごしていきたいと思います。


子宮頸がんの手術のときの下剤はそこまで不味くなかったけどな…とはいえ必要なちゃんと検査は受けましょう

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