子育てとFIREの両立

家計管理

前回に引き続き、下記⏬の本をもとに、FIREについて考えてみたいと思います。

クリスティー・シェン&ブライス・リャン著
「最強のリタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド 30代で経済的実を達成するための全技術」

子育て世代でもFIRE可能…?

筆者は子供がいる人でもFIREは実現可能だと述べています。
まず、子育てにかかる費用は、世間で言われている費用より高くない。子育てをしながらFIREを実現した人の実例をあげて説明しています。

米農務省の推計によると、子供をもつ際にかかる費用は、23万3610ドル(¥104=US$で約2400万円)とのこと。ただ実際にかかる費用は、工夫をすれば1/4程度に抑えられるというのが筆者の主張です。

さらに、教育に関しては、ワールドスクーリングを紹介しています。

ワールドスクーリング(World Schooling)とは…?

ワールドスクーリングとは、従来の学校に通わず、親と一緒に世界中を旅行しながら、学んでいく方法です。そのやり方に定義はなく、世界を舞台に実践的な学習を行います。ベトナム戦争の歴史を実際にベトナムの現地で学ぶ、満天の星空を眺めながら天体観測を学ぶなど。親が責任をもち、工夫して子供の教育を行います。実際、ワールドスクーリングの実践者の大半は教育の経験がある親たちとのことです。

著者は、本書の中で、FIRE後の生活費を抑える(=資産の取崩額を減らす)方法として、海外旅行を提案しています。長期旅行で複数の国を滞在し、東南アジアのような物価の安い国に滞在することで滞在費を抑え、全体の旅行費用を抑える。旅行費用を抑えることで、生活費自体も抑え、資産の取崩額を減らしことができる。そんな暮らし方ともワールドスクーリングはマッチする魅力的な方法だと紹介しています。

「最強のリタイア術」の感想

本書に記載されていたのは、アメリカでの子育て費用ですが、日本での子育て費用はどれくらいでしょうか。AIU保険会社の統計によると、22歳までの養育費は、子供1人で約1640万円です(2005年度の統計)。これに学費等の教育費がプラスされます。子供1人を大学まで卒業させようと思ったら、最低でも2000万円、進路によっては3000万円以上の費用がかかります。

筆者は工夫次第で、子供にかかる費用は抑えられると言います。住居等具体的な節約方法が紹介されていました。正直、紹介されていた方法自体は「これはその通りだ!すぐ実践しよう!」という内容ではありませんでした。ただし、「子供がいるから、広い家に住みたい」「子供がいるなら車が必要」など、子育て費用に関してはBetterではありますが、Mustではないことも多いのかもしれないということを気づかせてくれました。

ワールドスクーリングについては、素敵だなとは思いますが、中々実践は難しいですね。こんな教育法もあるのだなと1つ知識は増えました。

この本の読み終わった後の感想としては、「まず自分の家計を見直してみよう」でした。インデックス投資で資産を増やしていくことやポートフォリオの考え方など、参考になる点は多く、再現性が高い方法だということにも納得しました。

まずは、自分の現在位置を把握する。そして自分なりのゴールを探っていきたいと思います。


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